「戦艦大和」発見!海中調査船が長崎港に帰港
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
戦時中アメリカ軍に撃沈され東シナ海に沈んだ「戦艦大和」について、昭和50年代後半4回に渡って海底捜索が行なわれました。このうち昭和57年5月、長崎市の海運会社などが協力して実施された3回目の捜索では、大和とみられる船体が初めて発見されました。今回の動画は当時海底捜索にあたった調査船(第3海工丸など)が長崎港に帰港し、関係者(旧海軍OBらでつくる戦艦大和探索会)が記者会見を開いた際の映像と音声です。水中カメラや音波探知機などがとらえた大和らしき船体はおよそ350mの海底で2つに割れて横たわっていましたが、この沈没船が大和と断定するまでは至りませんでした。それから3年後の昭和60年、4回目の海中捜索で艦首に取り付けられた菊の紋章などが見つかり、ついに大和と確認されました。