豪華客船「飛鳥」進水式 ~当時国内最大の客船~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
クリスタルハーモニーに次ぐ豪華クルーズ客船が長崎港にその美しい姿を浮かべました。平成3年(1991年)4月、三菱重工長崎造船所で建造されていた客船「飛鳥」2万7000トンがタグボートでドックからひき出されました。これに合わせて風船500個が空高く舞い上がり、待機していた消防艇がカラー放水をして進水を祝いました。「飛鳥」は全長192m、乗客定員はおよそ580人。日本郵船が発注したアジア太平洋クルーズの客船として日本人向けに建造され、日本船籍の客船としては国内最大でした。進水後「飛鳥」はこの年の10月に完成、就航しました。
「飛鳥」は平成18年(2006年)ドイツの船会社に売却され、船名も「アマデア」に変わりました。