長崎市役所本庁舎落成式 【記憶の中の建物たち】
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解体工事(令和6年3月現在)が行なわれている旧長崎市役所本庁舎が建てられたのは昭和34年(1959年)、長崎市が市制を施行して70周年の記念の年でした。この年の4月1日、新しい庁舎の屋上では当時の田川市長や佐藤知事ら1500人が出席して落成式が開かれました。この日は長崎みなと祭りも同時に行なわれたため、パレードあり、小旗行列あり、踊りあり、打ち上げ花火ありの盛大な行事となり、みなと祭りにあわせて長崎に寄港中のアメリカ第7艦隊旗艦の司令官らも式典に招かれました。落成式で田川市長は「この日を契機に100年の将来を胸に描いて市政発展に努力したい」と語りました。
