JR九州特急 赤いかもめデビュー!
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
JR長崎本線と佐世保線の特急に「赤いかもめ」と「赤いみどり」が登場したのは平成2年(1990年)3月でした。このうち、この日の午後1時半前、赤いかもめの一番列車が博多から長崎駅に到着しました。車体をイメージカラーの赤で塗り替え内装を一新、すべての席がリクライニングシートになり、グレイのカーペットで車内は落ち着いた雰囲気に統一されました。この年の1月には長崎自動車道の長崎多良見-鳥栖間が全線開通したことで長崎と博多を結ぶ高速バスが増発され、所要時間の短縮もはかられました。これに対抗する形で乗客の獲得アップを目指してJR九州が投入したのが赤いかもめで、ドル箱路線である長崎本線の「顔」の大幅なリニューアルとなりました。