信徒発見100周年記念ミサ・大浦天主堂
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
世界キリスト教史上の奇跡ともいわれる幕末長崎での信徒発見から昭和40年(1965年)3月でまる100年。この日、長崎市の大浦・浦上両天主堂ではローマ教皇の特使マレラ枢機卿による荘厳ミサや洗礼式などの記念行事が盛大に行なわれました。この映像は大浦天主堂で開かれた信徒発見記念碑「聖母像」の除幕式やミサを記録したもので、NBCは当日のニュース番組で大浦天主堂から中継放送しました。幕府による厳しい弾圧に耐えて信仰を貫き、建立された直後の大浦天主堂で浦上のキリシタンが信仰の秘密を神父に打ち明けたのが1865年3月17日でした。記念碑を序幕した子供2人は100年前ここで信仰を告白した信者の子孫たちでした。
なお映像中のナレーションやノイズは、翌昭和41年にNBCラジオで放送した番組の音声アーカイブを再編して使用しています。
