ローマ教皇 ヨハネ・パウロ2世 ~大雪の長崎訪問~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
全国のカトリック信者が長崎に結集しました。昭和56年(1981年)2月、当時のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が初めて長崎市を訪問。大規模な野外ミサが市営陸上競技場で開かれました。
この日長崎は最低気温がマイナス4度近くまで冷え込み、大雪となりました。夜行列車やフェリー、バスを乗り継いで全国から4万人を越す信者がミサに参列。吹雪の中で教皇は世界に例のない長崎の殉教史をたたえる説教をしました。
教皇は恵みの丘長崎原爆ホームも訪れて直接被爆者に励ましの言葉をかけ、平和への祈りを捧げました。
それから38年後の2019年、ローマ教皇フランシスコが長崎を訪れました。