さようなら!樺島の渡海船かばしま~島民が盛大に見送り~

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00:01:25 昭和61年(1986年)1月

長崎半島最南端の交通船が最後の運行の日をむかえました。
長崎市脇岬(わきみさき)と1.5キロ沖の樺島(かばしま)を7分で結んだ渡海船「かばしま」。昭和61年(1986年)1月、この日で12年に渡る役目を終え、お別れ式が行なわれました。
この10日前には樺島大橋が開通。それまではこの船が樺島へ渡る唯一の交通手段として島民の暮らしを支えてきました。
多くの島民たちが見送りに訪れる中、最後の便が満船飾の旗をはためかせて脇岬の桟橋を出港、手を振る人たちに汽笛を鳴らして〝さようなら“を告げました。

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