炭坑社〜明治時代の貴重な洋館 取り壊しで文化遺産保存運動も~

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00:00:49 昭和60年(1985年)1月

かつて長崎市内には明治時代に建てられた洋館が多く残されていましたが、老朽化に伴い次々に解体されました。こうした洋館の保存運動がおきる大きなきっかけ、‟発火点”となったのが高島炭坑旧長崎事務所「炭坑社」の取り壊しでした。
昭和60年(1985年)1月のこの日、炭坑社の解体現場では市民グループのメンバーら70人が参加して集会を開き「長崎の洋館は貴重な文化遺産であり、取り壊しに歯止めをかけよう」と呼びかけました。炭坑社は明治34年の建築で、石炭産業全盛期の記念碑とさえ言われた貴重な洋館でした。
もしこの炭坑社が残っていれば、明治日本の産業革命遺産として軍艦島などとともに世界遺産になっていたかもしれません。

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