正月前に漁船でモチつき!~遠洋漁業船団・いざ東シナ海へ~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
遠洋漁業の船団で活気にあふれていた頃の年末の風物詩です。昭和38年(1963年)12月初旬、長崎港に接岸している旧大洋漁業所属の以西底引き網漁船、第61・62東海丸でモチつきが行なわれました。
船上に臼(うす)を据え、乗組員が交代で杵(きね)を打ち下ろして、瞬く間に150キロのモチをつきあげました。
これら2隻は年末年始にかけて東シナ海で漁を行なうため、この日ついたモチは海の上で新年を迎える乗組員たちの雑煮になりました。
つきたてのモチをほおばったあと、2隻は長崎を出港していきました。