緊迫の昼火事!近くに爆発物が~大波止海岸通りに消防車23台出動~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
渇水時でしかも乾燥注意報が出された直後の緊迫の昼火事でした。昭和44年(1969年)12月、長崎市大波止の海岸通りで火災が発生。食堂やホテルなど7戸が全半焼し、4世帯13人が焼け出されました。(ケガ人なし)
現場は木造家屋の密集地で、さらに10m先の風下には化学薬品を扱う商店があり、延焼による引火、爆発の危険が迫っていました。
空気の乾燥で火の回りは異常に早く、さらに水不足による制限給水下で消防用水も足りなくなっていました。しかし海に近かったことが幸いし、海水をポンプでくみ上げ放水。消防車23台を投入して大規模消火作戦を展開し引火爆発を回避、被害を最小限に食い止めました。