昭和37年(1962年)【長崎市繁華街】~本番さながら!迫真の避難訓練~ (11月)
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60年代のこの年、長崎の繁華街で行なわれた火災避難訓練は今とは段違いのまさに本番さながらの訓練でした。
昭和37年(1962)11月、秋の火災予防運動に合わせて長崎市本石灰町のキャバレー「オランダ」で避難訓練が行なわれました。3階の客席から出火したという想定で非常ベルが作動!発煙筒を猛烈にたきつけ、50人のホステスさんが一斉に店外に避難しました。店員6人が消火器を持って次々に階段を駆け上がり初期消火。さらに3階から縄はしごをつたって隣りの家に逃げる訓練も実施されました。
野村証券長崎支店のビルで行なわれた訓練も、まるで本当の火災が発生した時のような緊迫感が漂っていました。男性社員が救助マットめがけて2階から飛び降り、女性社員がロープを体に回して4階の窓から降下。ケガ人の救助・搬送も全力投球で手を抜いていませんでした。
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