昭和49年(1974年)【軍艦島】のシンボル ~立て坑やぐらの解体~(9/23)

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00:01:01 昭和49年(1974年)

長崎沖の端島(はしま)、通称「軍艦島」はかつて炭鉱の島でした。その端島炭鉱のシンボルだった「立て坑やぐら」が取り壊されたのは今からおよそ半世紀前でした。
昭和49年(1974年)9月、閉山から8か月後のこの日、無人となった島ではやぐらの解体作業が行なわれました。高さ47メートル、まるで“軍艦”島の“艦橋”のように、島全体を見下ろす形でそびえ立っていました。
やぐらの下には坑口があり、地下600メートルの垂直の立て坑が掘られていました。作業員たちはやぐらの中を昇降するケージに乗って地下に降り、さらに奥の採炭現場に入っていったのです。
炭鉱マンを海底炭鉱へ送り込んだ立て坑巻き揚げやぐら。映像には、鉄骨で組み上げたやぐらの足元を溶接で切断、重機で慎重に引き倒す作業の様子が記録されています。

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