昭和42年(1967年)県北の炭鉱地域を走った【旧国鉄・柚木線】廃止へ ~レールバスの映像も~(7/22)

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0:02:33 昭和42年(1967年)

炭鉱閉山と水害で廃止に追い込まれた鉄道路線が県北(長崎県北部)にあったのをご存じでしょうか。かつて炭鉱で栄えた佐世保市柚木(ゆのき)地区を走っていた旧国鉄柚木線です。
この路線は、戦後相次いだ炭鉱閉山で衰退。深刻な赤字路線に陥ったところに昭和43年(1967年)7月、佐世保大水害が起きました。
この映像は水害発生から10日あまりあとに撮影されました。線路は大きな被害を受け、復旧も行なわれないまま、この年の8月末に廃止されました。

映像の途中に「レールバス」の走行シーンが出てきます。この車両は乗客が少ない路線で使われ、この頃柚木線を運行していたようです。水害で不通になる前に撮影されたと見られます。

柚木地区の交通手段は鉄道から路線バスにシフト。水害で水に浸かった畳が線路の上に干されている映像は、柚木線の歴史を物語る象徴的なシーンとなっています。

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