零戦の翼か? 長与沖、大村湾で引揚げ
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
終戦から18年後に海中から引き揚げられました。昭和38年(1963年)8月、長崎県長与町沖の大村湾で旧日本軍の戦闘機の翼が操業中の漁船の網にかかりました。
このニュース映像は、海上自衛隊がこの翼を陸揚げしているところから撮影されていました。翼は「右翼」で全体が錆びつき、20ミリと見られる2門の機関砲がついていました。また車輪もついていたことから、引き揚げられたのは胴体に近い部分の翼の一部と見られます。さらに翼の中の弾倉には多数の銃弾が装填されていました。
当時の新聞記事によると機種ははっきりしなかったということです。旧海軍の零戦か、紫電改ではないかと見られています。
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昭和53年(1978年)の長崎「零戦、大村に里帰り」(1/10)※音声あり