昭和54年(1979年)「45年前の市長交代②~本島等市長、初登庁~」(5/2)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
令和5年(2023年)の長崎市長選では新人が初当選を果たし、このほど初登庁しました。今から45年前にも新しい長崎市長が誕生し、市役所に姿を見せました。
昭和54年(1979年)5月2日、当時の本島等新市長が長崎市役所に初登庁。支持者や市職員から熱い出迎えを受け、もみくちゃにされながら庁舎の中に入っていきました。
本島さんは元長崎県議会議員で当時57才。この年の長崎市長選で現職の諸谷義武さんを破って初当選を果たしました。
初登庁後、NBCのカメラは本島さんと諸谷さんの市長事務引継ぎも撮影していました。報道陣の前で力強く握手をした新旧市長の2人ですが、激しい選挙を戦った両氏は当時どんな言葉を交わしたのでしょうか…?
「市役所に来ると我が家に帰った気持ちになるような、いたわり、優しさ、連帯感のある市役所にしたい。」職員を前に、こう就任のあいさつを述べた本島さん。このあと市長として初めて記者会見にのぞみ、「清潔、誠実、対話をモットーに温かい市政づくりに励みたい。」などと抱負を語りました。
*残念ながら当時の本島元市長の音声は残っていませんでした。