昭和51年（1976年）「中島川にメダカはいるか？」（4月）
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市の「中島川」は中心市街地のシンボルで、今も昔も大切な市民の川です。この川をめぐる数多くのアーカイブ映像から、昭和51年(1976年)4月に行われたメダカの生息調査を紹介します。
昭和40年代から50年代にかけ、中島川の汚れは一段と深刻になりました。そんな中島川をきれいにしようと地元の住民や青年会議所が立ち上がります。「中島川にメダカと花を」を合言葉に定期的に清掃活動を繰り広げ、昭和48年からはメダカ数万匹の放流も行われました。
この映像については資料が残っておらず、どこの誰が主体となってメダカの生息調査を行なったのか不明です。映像を見るかぎりメダカは泳いではいましたが、増えたかどうかまでははっきりしませんでした。
下水道整備の遅れも影響してか、中島川には取材の最中にも生活排水が流れ込み、ゴミも不法投棄されていました。川岸に降りてきた調査グループの仕草から、川床はドブ川のようになり悪臭を放っていたと見られます。
【おすすめ動画】
昭和39年（1964年）の長崎「4月に夏日～子供たちは中島川で水遊び～」（4/17）
昭和35年（1960年）の長崎「中島川で遊ぶ子供たち」（7月）
