昭和54年(1979年)「福済寺、巨大観音像の陸揚げ~原爆犠牲者などを慰霊~ 」(8/14)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎駅前の山手に建つ巨大な観音様をご覧になったことはあるでしょうか。
長崎市の唐寺、福済寺(ふくさいじ)の「萬国霊廟長崎観音」です。像の高さは台座を除いて18メートル、アルミ合金でできていて、重さは35トンもあります。
昭和54年(1979年)8月中旬、この観音像が船で長崎市の柳ふ頭に運ばれてきました。とにかく大きくて重いことから頭や手、胴体などの部分に分けて造られ、一つ一つ慎重にクレーンで陸揚げされました。
この像は原爆犠牲者や戦死した人たちを慰霊するために造られました。映像には、亀の形をした霊廟が境内に建設されている様子も映っています。この霊廟を台座にして、この年観音像が建立されました。
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