昭和38年(1963年)の長崎「年末の帰省ラッシュ」(12/30)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
旧国鉄長崎駅は昭和38年(1963年)の年末も帰省客で大混雑していました。
年末年始に合わせて急行列車も増便し、蒸気機関車などから降り立つ乗客の人波で駅のホームは埋まりそうになっています。
大きな荷物を抱えて足早に改札へ向かう人たち。当時日本は高度経済成長期でした。
この日長崎駅に到着した乗客の中には、集団就職で東京や大阪方面へ行った「金の卵たち」も多くいたに違いありません。
駅の改札口には身内や友人の帰りを待つ家族らの人垣が、タクシー乗り場には故郷の家路につく帰省客の長い列ができました。