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昭和60年(1985年)1月23日
かつて長崎市内には明治時代に建てられた貴重な洋館が数多く残されていました。しかし建物の老朽化や地区の再開発などに伴って次々に取り壊され、昭和60年(1985年)1月には、長崎港沿いにあった高島炭坑旧長崎事務所「炭坑社」がついに解体されました。明治34年建築の炭坑社は当時長崎を代表する歴史的建造物の1つで、石炭産業の全盛期を象徴する記念碑とさえ言われた貴重な木造洋館でした。さらに洋館の保存運動がおきる大きなきっかけとなったのがこの炭坑社の解体でした。この日は建物本体の取り壊しに着手。作業員が見守る中、古くなって傷んだ壁板などを重機ではがす作業が行なわれ、数日後には姿を消しました。