長崎県警・機動隊「日本赤軍」対策訓練~テロや事件を想定
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎県警察本部の機動隊員がこの日、佐世保市の訓練場に集結しました。盾で自分の身を守りながら、伏せたまま前に進んだり、後ろに下がったりする動きを繰り返します。昭和46年(1971)9月に行なわれたこの訓練は、日本赤軍によるテロや事件などを想定したものでした。日本赤軍は左翼系の過激派武装組織で、このころから活動が活発化し国内外で様々な事件を起こしました。国内では人質を取って立てこもり警官隊と銃撃戦を繰り広げた連合赤軍による昭和47年2月の「あさま山荘事件」もその1つでした。この動画は単に警察の訓練を記録した映像というだけでなく、当時の治安情勢を物語る貴重な映像となっています。