広域林道「多良岳横断線(現多良岳グリーンロード)」起工式~今は人気のツーリングコースに
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
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昭和57年(1982)9月2日
多良山系の森林資源を有効に活用するための足がかりとなる広域林道「多良岳横断線」の建設工事が諫早市(旧北高)小長井町などで始まりました。起工式は昭和57年(1982)9月に行なわれ、当時の野田諫早市長ら関係市町の代表など50人が出席して工事の安全を祈願しました。映像には発破作業で山の斜面を掘削する工事の様子などが映っています。この道路は多良岳の中腹を通って諫早から佐賀県の嬉野、太良方面へ抜ける30キロあまりの林道です。既存の狭い林道の道幅を広げるなどして総事業費36億円をかけて整備され、平成7年(1995)に開通しました。今この林道は「多良岳グリーンロード」と呼ばれ、人気のツーリングコースにもなっています。