諫早大水害から20周年~「復興記念碑」除幕~高城公園の一角に建立
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
諫早市高城公園の一角に復興記念碑が建立されました。539人もの犠牲者を出した諫早大水害から丸20年になるのに合わせて、大災害からの復興と再び大災害が起きないことを祈念して建てられました。除幕した記念碑は縦1.6m、横1.8mで、あの日の出来事や新たな祈念の言葉などが刻まれています。
当時はん濫した本明川は改修工事が行なわれ、泥流をせき止め被害の拡大を招いたと指摘された眼鏡橋も別の場所に移設されました。壊滅的被害を受けた商店街も水害を乗り越え復旧しました。
この日は市内の体育館で復興記念式典も開かれました。式典では、昭和32年(1957)7月25日、あの日濁流にのまれて亡くなった多くの犠牲者に対して黙とうが捧げられたあと、当時の野田諫早市長が追悼の言葉などを述べました。