昭和38年(1963年)「記憶の中の建物たち・旧長崎商工会議所解体始まる」(3/7)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
今回は「記憶の中の建物たち」シリーズです。昭和38年(1963年)3月の旧長崎商工会議所解体のフィルム映像を紹介します。
旧会議所は長崎市の旧長崎市役所別館の場所に建っていました。木材で足場を組み上げ、解体作業が本格的に始まろうとしています。
この建物は明治41年に建設。めずらしい円型のドームを持つ赤レンガの建物として長い間、市民に親しまれてきました。
道路の拡幅に伴う取り壊しでしたが、明治時代の貴重な建造物として当時は保存を求める声もあがったといいます。
映像後半には、シンボルの「赤レンガドーム」が取り壊された時のシーンが映っています。重厚のレンガの壁を崩し、積みあがったがれきを重機で片づけています。
この建物はNBCにもゆかりが深く、自前の社屋ができるまで旧会議所の2階が間借り先のNBC本社事務所になっていました。
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