昭和43年~44年(1968-69年)の長崎「建設中の長崎駅前高架広場」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
旧長崎駅前高架広場建設の続編は、昭和43年(1968年)から昭和44年のニュース映像です。
駅前の映画館のほか完成直後の真新しい県営バスターミナルが映っています。
駅前の国道202号には2つの歩道橋が架けられましたが、それでも交通混雑の大幅緩和にはならず、ラッシュ時には相変わらず渋滞が続きました。
電車の軌道敷を突っ走って近道をする車も相次ぎ、路線バスの列に観光バスも加わって最後尾も見えない数珠つなぎ状態となりました。
こうした中で始まった高架広場の建設。三角屋根の駅舎一帯を板で囲い、駐車場だった敷地のアスファルトをはがして基礎工事が進められました。
鉄骨の骨組みが着々と組み上げられ、建設中の高架広場は日に日にその姿を変え、階段が、床が、柵が、街灯が急ピッチで整備されていきました。
高架広場の建設に合わせて路面電車の駅前電停では軌道の改修工事が行なわれています。
ここでも広場一帯の完成予想図が出てきますが、三角屋根からスマートな駅舎に変わっていることは、依然として“謎のまま”です。
【おすすめ動画】
本日の映像から約10年前の映像です。駅前にはまだバスターミナル等の高い建物がなく、中町教会がはっきりと映っています。
昭和34年(1959年)「三角屋根の長崎駅周辺をドライブ」(5月)