移転前の「長崎県庁」 ~周辺ビルの買収や間借りでタコ足状態〜

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00:01:42 昭和59年(1984)5月2日

かつての長崎県庁は長崎市中心部の江戸町にありました。今から40年以上前、昭和59年(1984)5月に撮影された旧県庁の映像です。この県庁をめぐっては、この頃から庁舎の移転問題が県議会で取り上げられていました。この庁舎は昭和28年(1953)に鉄筋5階建てで完成しましたが、10年後には手狭になり6階を増築したものの、早くも対応できなくなりました。このため周辺のビルを買収したり、生命保険会社のビルに間借りをするなどして、当時は本庁舎のまわりに4つの別館と3つの間借り先があるという〝タコ足県庁〟になりました。4つの部や室を別館や間借り先に分散しても、本庁舎では廊下までロッカーや書類入れ、コピー機などがあふれていました。県庁舎は、この映像が撮影されてから34年後の平成30年(2018)に旧長崎魚市跡の埋め立て地に移転しました。なお映像中の音声はNBC杵築記者(当時)のナレーションです。

 

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