「西部ガスタンク」解体取り壊しへ ~昭和時代のお馴染みの構造物~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市民にお馴染みの駅前の構造物がなくなりました。平成2年(1990)4月、長崎市八千代町(やちよまち)にある西部ガスのガスタンクが取り壊されることになり、この日から解体作業が始まりました。このガスタンクは昭和35年(1960)に建設され、長崎市民に都市ガスを供給していました。しかし工場が時津に移転したあとは使用されていなかったことに加え、長崎駅周辺地区の再開発のため解体されることになりました。タンクは直径36メートル、高さ45メートルと大きく、30年間に渡って地区のシンボル的な構造物として存在感を示していましたが、この年でついに姿を消しました。