爆心地から1.2キロ「淵中学校」~被爆校舎の支柱保存へ~ 

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00:01:23 昭和60年(1985)4月4日

被爆校舎の一部が現地で保存されることになりました。昭和60年(1985)4月、長崎市立淵(ふち)中学校で、長崎原爆で被爆した旧体育館のコンクリート支柱の一部を校庭に移設する作業が行なわれました。淵中の旧体育館は昭和57年(1982)に建て替えられました。その際、被爆を伝える貴重な資料として一部を残すことになり、3年後のこの年、平和モニュメントとして中庭に設置されました。被爆支柱は長さ3.6メートル、幅1.5メートル、厚さ1.4メートルで、爆風による亀裂や熱風で焼け焦げた木片など原爆の爪跡がくっきり残されています。淵中の前身、淵国民学校は爆心地から1.2キロしか離れておらず、建物は骨組みを残して破壊され、500人が犠牲になりました。

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