雪浦小学校「開拓分校」~最後の在校生2人が3学期スタート~

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00:00:50 昭和51年(1976)1月8日

西彼杵半島の中央、西海市(旧西彼)大瀬戸町の久良木(きゅうらぎ)地区は戦後旧満州から引き揚げてきた人たちの開拓地となりました。そこにあったのが開拓団の子供たちが通う雪浦小学校の開拓分校でした。昭和51年(1976)1月当時、この分校に通っていたのは男女2人だけで、この開拓分校としては最後となる3学期の始業式が教室で行なわれました。この分校は昭和32年(1957)に開校し、多い時で47人の児童が在籍していました。しかし高度経済成長期に多くの開拓団家族が去り、最後の在校生となった2人の児童を送り出したあと、昭和51年3月に廃校となりました。この分校の建物は、その後ベトナム難民の援護施設となったのち、16万枚を超えるレコードを所蔵する音浴(おんよく)博物館に生まれ変わりました。

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