「七高山めぐり」で福来る! ~江戸時代から続く長崎の正月の習わし 〜 

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00:01:07 平成2年(1990)1月15日

諏訪神社で安全を祈願したあと、新春恒例の山登りが始まりました。最初の山は金比羅山、標高366メートルです。平成2年(1990)1月、長崎市で七高山(しちこうさん)めぐりが行なわれ、およそ250人が参加しました。7つの山を登ると7つの福が来ると言われ、江戸時代には元日から15日にかけて7つの山を回りました。以前は新成人も多く参加していましたが、成人式出席が定着するにつれて数が減り、この年は一人もいませんでした。この日は1日で回れるコースでしたが、気軽に楽しむにはやや距離があったようです。それでも子供を含む参加者は豊前坊(ぶぜんぼう)や彦山(ひこさん)など7つの山を踏破し、古くから行なわれてきた長崎の正月の習わしを楽しんでいました。

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