昭和43年(1968年)の長崎「路面電車が正覚寺下まで延長・開通式 」(6/17)
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ユウガクで大好評の長崎・路面電車シリーズです。以前、赤迫まで路線延長の動画を紹介しましたが、今回は長崎市中心部での路線延長のニュース映像です。
昭和43年(1968年)6月、当時終点の思案橋電停から320メートル先の正覚寺下まで線路が延長されました。新たに終点となった正覚寺下では記念式典が開かれ、長崎電気軌道の脇山社長(当時)がテープカットして運行開始を祝いました。
花飾りの一番電車が発着するシーンを見ていると、正覚寺下の電停は線路下の川を暗渠(あんきょ)にして乗客の乗降場が造られたことがよく分かります。
思案橋や浜町付近では、歩行者が電車や車の間隙を縫うようにして通りを渡っています。信号機や横断歩道の設置はまだ少ないように見えます。後半の映像は昭和40年代、長崎でも交通インフラの整備が一段と進んだ反面、交通安全対策は追いついていなかったことを物語っています。
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