移転まであと2年!「長崎市立長崎商業高校」〜移転先造成工事中~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
九州の商業高校としては最古の歴史を持つ長崎市立長崎商業高校は、かつて爆心地周辺の長崎市油木町にありました。今回の動画は学校移転の2年前、昭和59年(1984)1月に撮影された長崎商業「長商」の映像です。建物の一部は長崎原爆で被災した被爆校舎でした。しかし老朽化のため校舎を別の場所へ移転新築することになり、この映像が撮影されてから2年後に取り壊されました。跡地には現在、県立総合体育館が建っています。一方、「長商」の移転先となる長崎市北部の泉町ではこの頃、造成工事が急ピッチで行なわれていました。敷地面積はそれまでの油木校舎と比べて3倍となる9万4000平方メートルで、長崎県内の公立学校で最大級の広さを誇りました。学校創立100周年を迎えたのを機に、「長商」が移転したのは2年後の昭和61年(1986)3月のことでした。