「正月明けに積雪」 〜道路凍結で大混乱・ペンギンたちは大喜び!~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
この年の新年は寒波に見舞われ、本格的な雪となりました。昭和61年(1986)1月の正月明け、長崎県内では五島福江で5センチ、長崎、佐世保、平戸で2センチなどの積雪を記録しました。最低気温も雲仙で-7.7度を観測するなど、各地で平年の3度から4度も下回る厳しい冷え込みとなりました。このため国道や県道などでは積雪と道路の凍結によって、立ち往生する車やスリップ事故、追突事故が相次ぎ、長崎自動車道など県内75ヵ所でチェーン、スノータイヤ規制が行なわれました。一方、この日一番大喜びしたのは、子供たちと旧長崎水族館で飼育されているペンギンだったようです。水族館前の広場は一面雪景色となり、南極生まれのペンギンたちが元気に屋外に出て愛きょうを振りまきました。それまでも水族館では大雪のたびにペンギンたちの雪上散歩が行なわれました。ちなみに映像に映っている檻の中のトラは正月のイベントで水族館にやってきていたのでしょうか。