湯の里「小浜温泉街」復旧工事~台風災害から復活へ
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
00:01:20
昭和34年(1959)12月23日
護岸の一部が崩れるなど、湯の里・小浜の沿岸には台風の傷跡が残っていました。昭和34年(1959)12月、雲仙市(旧南高)小浜町の温泉街周辺では家屋の建て直しや配管工事などがあちこちで行なわれていました。橘湾沿いの温泉街は、この年9月の台風による高波で壊滅的な被害を受け、旅館など85戸が全半壊しました。映像に映っている工事などは年末年始のかき入れ時を前に急ピッチで行なわれた災害復旧作業の様子でした。このころ小浜温泉街のそばを通る国道251号はまだ道幅が狭く、沿線に高い建物もありませんが、たなびく湯けむりの景色は今も昔も変わりません。この映像は当時小浜温泉の現状をニュースで伝えるために撮影されましたが、台風災害からの早期復旧を県民に知らせる狙いもありました。