「樺島大橋」完成開通式 ~島民の悲願・路線バスの運行も始まる~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市脇岬町(旧西彼杵郡・野母崎町脇岬)と野母崎樺島町(旧西彼杵郡・野母崎町樺島)を結ぶ「樺島大橋」が完成し、昭和61年(1986)1月10日現地で開通式が行なわれました。この日は、高田知事らによるテープカットや地元住民ら500人の渡り初めのほか、海上で盛大に漁船パレードを行なうなどして橋の完成を祝いました。樺島大橋は長さ227m、幅7.5mの大きさで、300mの海峡をまたぐ逆アーチ式ランガートラス型のスマートな橋です。長年に渡る樺島島民の要望を受け、長崎県が総事業費17億6000万円をかけ7年がかりで建設しました。当時樺島の人口はおよそ1200人で、大橋の開通に合わせて長崎バスの運行も始まりました。