映画「セーラー服と機関銃」騒動?! 

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00:00:55 昭和56年(1981)12月28日

かつて薬師丸ひろ子さん主演の映画「セーラー服と機関銃」の観覧をめぐって長崎で、ある騒動が起きたことをご存じでしょうか。東映配給のこの映画は昭和56年(1981)12月封切りの正月上映作品でしたが、長崎市内の中学校校長会が「暴力や性の描写がふんだんにあり、教育的に好ましくない」として中学生の観覧禁止を打ち出したのです。これに対して劇場や長崎市映画興行組合などの映画業界側は「なぜこの映画が観覧禁止になるのか納得できない。全国でも長崎だけの規制であり、営業妨害だ」と猛反発、校長会側に異例の抗議文を出すなどの行動をおこしました。校長会側は「教育的な立場で判断したことで抗議を受けるいわれはない」と強い態度を押し通したのに対し、劇場側は「中学生も観覧できます」との大看板を劇場前に立て、対抗姿勢を強めました。大人たちの対立をよそに、当時この映画を観に行った中学生は少なくなかったようです。ちなみに映像中の音声は1人目が校長会、2人目が映画館関係者のインタビューです・

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