40年前の大晦日 〜昭和60年12月31日カメラスケッチ～
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
今から40年前の大みそかのカメラスケッチです。昭和60年(1985)12月31日早朝、旧長崎魚市ではハマチが大量に水揚げされ、セリにかけられました。ハマチは正月料理に欠かせない魚とあって、この年最後のハマチも高値で取り引きされ、次々に引き取られていきました。魚市と同じく大盛況だったのはソバ屋さんや仕出し屋さんでした。長崎市内のこのソバ屋さんは終日年越しソバの注文、配達でフル回転、夜は新年を迎える12時ごろまで出前予約を受け付けました。年末の支払いや返済、お年玉の用意などなど、なにかとお金が必要になるのもこの時期です。正月休みを前に長崎市内の銀行の窓口には多くの顧客が訪れ混雑していました。多忙を極めた年の瀬のこの日、銀行員たちは何時ごろ仕事が終わり、帰宅することができたのでしょうか？
