「若松大橋」橋体ブロック完成~三菱香焼工場で ドック出し作業
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
新上五島町若松島と中通島間にかかる若松大橋の橋梁部分が三菱重工長崎造船所香焼工場で完成し、平成2年(1990)10月ドック出し作業が行なわれました。完成したのは若松大橋の3つの橋梁のうち、長さ165m、高さ30m、重さ740tの橋体ブロックなど2基です。この日は大型バージ船に2基が並んで載せられたあと香焼工場の100万トンドックを出発、10日後若松島の現地に運び込まれました。その後、これら2基とSSK佐世保重工が製作した1基と合わせて現地で組み立てられ、一本につながりました。若松大橋は全長522mのトラス橋で、総事業費15億円と13年の歳月をかけ翌平成3年(1991)に完成しました。