島原市中心部「大手川改修工事」着工~豪雨災害から復旧へ
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
00:00:59
平成元年(1989)12月8日
島原市の豪雨災害に伴う河川改修工事の記録映像です。平成元年(1989)12月、島原市の市街地を流れる大手川の改修工事が始まりました。この日は、工事に伴って移転する民家の解体作業が行なわれました。前年昭和63年(1988)5月の集中豪雨で大手川ははん濫しました。さらに眉山(まゆやま)からの土石流も加わり、島原市中心部では1000戸もの浸水被害に見舞われました。この水害を受けて、それまで手付かずの状態だった大手川の改修が動き出し、改修事業は眉山に幅7m、長さ800mの水路を建設する工事と、大手川を河口から1キロに渡って拡幅する工事に分けて実施されました。総事業費は46億円にのぼり、この拡幅工事に伴い家屋46戸と3ヶ所の墓地が移転の対象になりました。