「長崎駅裏のJR所有地」 県に払い下げ ~100年に一度の変化の原点~  

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00:00:58 平成元年(1989)11月13日

かつてJR長崎駅の裏側には国鉄清算事業団が所有する1.8ヘクタールの土地が広がっていました。平成元年(1989)11月、この土地が3年分割で長崎県に払い下げられることが決まりました。この映像は払い下げが決定した直後に撮影されたもので、長崎駅周辺は駅前同様、駅裏の西側もこの30年で大きく変貌を遂げたことがわかります。県はこの土地をいったん長崎旅博の臨時駐車場にあてたあと、浦上川線の道路として使用することになりました。浦上川線は国道206号の交通渋滞を緩和するために計画されたバイパスで、松山町と尾上町間2.6キロを4車線から6車線の道路で結びます。このうち当時は松山町から茂里町までの高架道路920mが開通しました。浦上川線が全線開通したのは、駅裏の土地払い下げから21年後の平成22年(2010)のことでした。

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