昭和41年(1966年)「57年前の長崎大学卒業式」(3/25)

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0:01:12 昭和41年(1966年)

長崎大学の卒業式は毎年ブリックホールで行われますが、今から57年前の卒業式はどんな様子だったのでしょうか?
当時の長崎大学には5つの学部があり、卒業式は文教キャンパスで行われていました。

今回の配信映像は昭和41年(1966年)3月25日に行われた長崎大学の卒業式です。真新しい中部講堂に卒業生が集まり、当時の和泉学長から各学部の代表に卒業証書が束ごと手渡されました。この年の卒業生は564人でした。
長崎大学は昭和24年(1949年)に設置されました。文教キャンパスは戦時中、兵器工場だった敷地の跡に造られ、1950年代から60年代にかけて段階的に整備されました。当時、文教キャンパスには学芸学部(のちの教育)と水産学部、今の付属小学校地には薬学部があり、医学部と経済学部にはそれぞれ別々のキャンパスがありました。

卒業式の中で和泉学長はキャンパスの設備が整備途上であることに触れ、「施設不十分のため思い出である学生生活に報えなかったことをお詫びしたい」と異例の言葉をおくりました。
この年には工学部が新たに発足しました。

令和5年(2023年)現在、長崎大学には11の学部が設置されています。

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