幻のニューメディア「キャプテンシステム」~観光情報サービス開始~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
まだインターネットやSNSも無かった80年代、「ビデオテックス」と呼ばれた情報サービスがあったのをご存じでしょうか。電話回線とコンピューターを利用して文字や画像をテレビ画面に映すサービスのことで、国内では電電公社(現NTT)がキャプテンシステムの名で運用していました。このビデオテックスを使った観光情報サービスが昭和61年(1986)9月から長崎でもスタートしました。この日は第1号の端末機が設置されたグラバー園のドックハウスでセレモニーが行なわれ、サービスの開始を祝いました。端末機は無料で使用でき、押しボタン一つで希望する観光情報を得ることができました。ビデオテックスの端末機は当時売グラバー園のほかに長崎駅前の観光案内所など10カ所に設置されました。