「長崎市立土井首中」全校生徒でお引越し ~公害疎開で新築移転~

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00:00:56 昭和44年(1969)9月3日

いわば学校の〝公害疎開〟でした。長崎市立土井首(どいのくび)中学校が別の場所に新築移転することになり、昭和44年(1969)9月、新しい校舎に引っ越しました。それまでの土井首中は昭和25年(1950)建築の木造校舎でしたが、雨漏りや建物が傾くなどして老朽化が激しくなっていました。そのうえ、近くにある造船所の騒音で教壇の声も聞こえなくなるなどの公害に悩まされていました。新しい校舎はそれまでの校舎から1キロ離れた静かな環境の山手に建設されたため、騒音公害からも解放されました。この日は教職員と全校生徒総出で引っ越し作業が行なわれ、机やイス、教材などを運び出していました。この頃長崎市内では土井首中のほか、丸尾中や長崎中、西泊中も同じような理由で移転しました。

 

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