「第1回長崎ペーロン競漕大会」 ～地区の名誉をかけ長崎港に集結～
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
地区の栄誉をかけて海の男たちが激走しました。昭和52年(1977)7月長崎港で第1回「長崎ペーロン競漕大会」が開かれました。この大会は長崎伝統のペーロンを名実ともに観光事業に育てようと行なわれ、長崎市内2つの地区から11チームが参加しました。それまでペーロン競漕はそれぞれの地区で実施されてきましたが、各地のチームが同じ舞台で競い合うレースとしてこの年初めて実現しました。コースは出島岸壁をスタートして松ケ枝折り返しの1900m。この日は3万人もの観客らが詰めかけ声援を送り、海上では白熱のレースが展開されました。記念すべき第1回大会の覇者は土井首地区の「三和」チーム、次いで2位は福田地区の「柿泊」チーム、3位は同じく福田地区の「小江」チームでした。
