「長崎センチュリーホテル」「東映イン長崎」~新しいホテルが続々開業~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市の浦上地区では初の大規模ホテル開業となりました。昭和60年(1985)9月、長崎市目覚町の国道沿いに「長崎センチュリーホテル」がオープンしました。このホテルは地場大手のあじさいホテルチェーンが20億円をかけて建設した多目的リゾートホテルでした。建物は9階建てで、和室を中心とした79の客室をはじめレストランや結婚式場などを備えていました。さらに炭酸浴や森林浴ができるケミファ・ラドンや健康センターなど多様な施設を完備していました。このホテルに続いて1ヵ月後には銅座町に12階建ての大手ビジネスホテル、「東映イン長崎」が開業。秋の観光シーズンを前に、長崎のホテル業界は激しい競争の波が押し寄せ始めていました。