グラバー邸で隠し部屋発見 !
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市のグラバー邸で隠し部屋が発見されたのは昭和35年(1960)6月でした。大学の専門家が邸内を調査していた時に見つけたもので、その部屋はグラバー邸裏の別棟で婦人部屋の奥の天井裏に造られていました。婦人部屋と炊事部屋の土間の真上が入り口で、ハシゴを使って出入りしていたとみられます。室内は板張りで、人が5、6人入れる9畳ぐらいの広さでした。この部屋が見つかった当時は、ここで幕末の志士たちをかくまったのではないかとして注目を集め、大きな話題となりました。長州、薩摩の志士たちは本当にこの隠し部屋で倒幕を話し合っていたのでしょうか…。