旧「長崎市民総合プール」の夏休み
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
1学期の終業式が行なわれた日の午後、大勢の児童生徒がプールへ繰り出しました。昭和61年(1986)7月20日の旧長崎市民総合プールです。今にもプールからあふれ出そうな数の子供たちが集まっています。流水プールでは密集した子供たちが団子状態になって流れていきました。この旧総合プールは総工費3億4000万円をかけて建設され、昭和48年(1973)に完成。屋外と屋内に7種類のプールのほか、滑り台や大噴水も備え、幼児から高齢者まで水泳が楽しめるように造られた、当時全国でも指折りの総合プールでした。
この映像が撮影されてから10年後の平成8年(1996)、総合プールは水球やシンクロナイズドスイミングなどの競技もできる今の新しいプールに建て替えられました。そして今、このプールをめぐっては南北幹線道路の建設に伴い移転、再配置計画が持ち上がっています。
