長崎ワシントンホテルオープン【記憶の中の建物たち】
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
全国チェーンのビジネスホテルが進出したことで、この頃長崎市のホテル業界は‟ホテル戦争”と呼ばれるほど競争が激化していきました。昭和57年(1982年)3月、長崎市新地町の旧マルタマストア跡地に大手の「長崎ワシントンホテル」がオープン。館内は飲食店のスペースが広くとられ、豪華な店構えながらも手軽に利用できる雰囲気で地場のビジネスホテルと差別化をはかっていました。この頃、長崎市内にはホテルや旅館、民宿などの宿泊施設が200軒を越えて林立。長崎駅前では長崎市内でホテルチェーンを展開していた「あじさいホテル」が新たにビジネスホテルを建設していました。
長崎ワシントンホテルは令和元年(2019年)12月に閉館、建物は解体されました。