昭和最後の「長崎ランタンフェスティバル」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
昭和61年(1986年)に手作りイベントの形で始まったランタンフェスティバルは、今では冬の長崎観光を代表する名物行事になりました。では初期の頃はどうだったのでしょうか。
映像は昭和63年(1988年)2月、昭和最後のランタンフェスです。この年で3回目の開催でしたが、ランタンの数は1000個あまりと最近の1万5000個と比べて桁違いに少なく、飾りつけも新地の中華街だけでした。イベントの期間も今より短い5日間でしたが、中華街では爆竹が鳴らされ、中国獅子舞も登場。規模は小さいながらも賑やかなイベントとなり、多くの観光客らを楽しませました。この年は干支のタツ年にちなんで昇り竜の回転灯ろうもお目見えしました。