長崎東高・旧西山校舎取り壊し【記憶の中の建物たち】 

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00:02:13 昭和56年(1981年)2月16日

長崎市では市街地の発展に伴う道路整備などで、もともと平地にあった中学校や高校が山手に移っていきました。
昭和51年(1976年)に立山町の金比羅山中腹に移転した県立長崎東高校もその一つで、その5年後の昭和56年(1981年)2月には下西山町にあったかつての校舎の解体工事が行なわれました。
この東高旧西山校舎は昭和5年(1925年)建築の鉄筋コンクリート4階建てで、近代ゴシック様式を取り入れた、当時としては大きくて趣のある建物として話題になりました。
以来、前身の旧県立高等女学校やその後の長崎東高の学び舎として多くの生徒が通いました。昭和51年に全日制が立山町の新校舎に移った後も、東高最後の定時制が昭和55年(1980年)3月まで西山校舎を使用しました。

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