海賊と呼ばれた男〜出光佐三氏肉声映像・日章丸進水「昭和のTVニュース」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
出光興産の創業者、出光佐三氏は映画「海賊と呼ばれた男」のモデルになったことでも知られています。その出光氏が社長を務めていた昭和37年(1962年)、佐世保市のSSK佐世保重工で巨大タンカー「日章丸」が進水しました。
日章丸は出光興産の原油運搬船で、長さ291メートル、幅43m、高さ22m、13万1000トンの当時世界最大のタンカーでした。
NBCのライブラリーには「日章丸」が引き渡された際、取材に応じた出光氏の貴重な肉声が保存されています。出光氏にとって「日章丸」はどのような存在だったのか。その時出光氏が語ったのは、出光興産の金言でもある“無我無私”という言葉でした。